将棋の竜王戦で、
次に藤井聡太竜王へ挑むのは誰なのか。
気になっている方も多いのではないでしょうか。
挑戦者決定三番勝負は1勝1敗のまま第3局へもつれ込み、
決着の行方が注目されていました。
結果を知りたい方も多いはずです。
結論からお伝えすると、
2026年8月24日に行われた第3局で服部慎一郎七段が柵木幹太五段に129手で勝利し、
三番勝負を2勝1敗で制して藤井聡太竜王への挑戦権を獲得しました。
この記事では服部七段のプロフィールや経歴、
藤井竜王との対戦成績、
そして今後の七番勝負の日程まで、
確認できた情報をまとめて整理します。
- 服部慎一郎七段が竜王挑戦権を獲得した経緯と対局結果
- 服部七段のプロフィールと棋士としての経歴
- 藤井聡太竜王とのこれまでの対戦成績
- 柵木幹太五段の「飛付き昇段」規定とは何か
- 第39期竜王戦七番勝負の日程・開催地
挑戦者決定三番勝負の結果ダイジェスト
竜王戦は、全棋士がランキング戦に参加し、
上位者による決勝トーナメントを経て
挑戦者決定三番勝負に進む仕組みのタイトル戦です。
先に2勝したほうが竜王への挑戦権を手にします。
第39期竜王戦の挑戦者決定三番勝負は、
決勝トーナメントを勝ち上がった服部慎一郎七段と、
柵木幹太五段の顔合わせで行われました。
第1局は8月4日に関西将棋会館(大阪府高槻市)で対局し、
柵木五段が先勝。
第2局は8月13日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われ、
98手で千日手が成立したのち指し直し局となり、
服部七段が制して1勝1敗のタイに戻しました。
そして迎えた第3局は8月24日、
東京都渋谷区の将棋会館で対局。
振り駒で服部七段の先手となり、
柵木五段の攻めに耐える苦しい時間が続いたものの、
わずかな隙をついて反撃に転じ、
難解な終盤を129手で制しました。
| 局 | 日程・会場 | 結果 |
|---|---|---|
| 第1局 | 8月4日/関西将棋会館 | 柵木五段が勝利 |
| 第2局 | 8月13日/将棋会館(千駄ケ谷) | 千日手の指し直しの末、服部七段が勝利 |
| 第3局 | 8月24日/将棋会館(渋谷) | 服部七段が129手で勝利、挑戦権獲得 |
対局後、服部七段は
「本戦は苦しい時間が長かったが、
自分らしく粘り強く戦えた。
(藤井竜王には)棋聖戦の反省を踏まえて、
思い切りぶつかっていきたい」
とコメントしています。
服部慎一郎七段のプロフィール・経歴
服部慎一郎七段は1999年8月2日生まれ、
富山県富山市の出身です。
棋士番号は322、師匠は中田章道七段です。
小学5年生で日本将棋連盟関西本部の研究会に入り、
中学2年生で奨励会に6級で編入。
中学3年生の春に富山から大阪へ転居し、
関西将棋会館で腕を磨きました。
2020年4月に四段昇段でプロ入りを果たしています。
今回の竜王戦挑戦はタイトル挑戦としては2度目で、
今年度はヒューリック杯棋聖戦でも藤井竜王に挑戦しています。
このときは五番勝負で3連敗を喫しており、
今回はそのリベンジの機会となります。
竜王戦決勝トーナメントでは、
準決勝で増田康宏八段を151手で破って勝ち上がりました。
第85期名人戦順位戦ではB級1組に所属し、
開幕から4連勝を記録するなど好調を維持しています。
服部七段の通算成績や順位戦の詳細な最新数値は、
日本将棋連盟の公式サイトで随時更新されています。
正確な最新値は公式発表をご確認ください。
藤井聡太竜王との対戦成績
服部七段と藤井竜王のこれまでの対戦は、
確認できた範囲では藤井竜王の4勝1敗となっています。
服部七段の唯一の白星は2025年1月の朝日杯でのものです。
直近では2026年のヒューリック杯棋聖戦五番勝負で、
藤井竜王が3連勝を収めて防衛しています。
公式戦では藤井竜王が連勝を重ねている状況で、
七番勝負でも厳しい戦いが予想されます。
それでも服部七段は、
今年度に入ってから藤井竜王と2度目のタイトル戦の舞台に立つ実力者です。
一発勝負ではなく先に4勝が必要な七番勝負だからこそ、
巻き返しの可能性にも注目が集まります。
柵木幹太五段と「飛付き昇段」とは
柵木幹太五段は1998年2月18日生まれ、
愛知県西尾市出身。
棋士番号338、師匠は増田裕司七段です。
柵木五段は竜王戦5組で優勝し、
決勝トーナメントへ進出。
7月27日には準決勝で、
タイトル5期の実績を持つ永瀬拓矢九段を破り、
自身初となるタイトル戦の挑戦者決定戦へ進みました。
得意の相掛かりを軸に強豪を連破しての勝ち上がりで、
挑戦権をつかめば五段からの
タイトル初挑戦・初優勝という大きな注目を集めていました。
2023年4月にフリークラス編入で四段昇段し、
竜王戦ランキング戦の連続昇級により、
2026年5月20日に五段へ昇段しました。
今年度は公式戦15連勝を記録し、
藤井竜王の14連勝を上回って
年度連勝ランキング単独1位となる活躍を見せていました。
竜王戦には2005年11月から「飛付き昇段」という規定があり、
四段・五段の棋士が竜王挑戦者になった場合、
段位をひとつ飛ばして七段に昇段します。
柵木五段が挑戦権を獲得していれば、
五段から七段への飛付き昇段となるところでした。
しかし第3局で敗れたため、この昇段は実現しませんでした。
第39期竜王戦七番勝負の日程・見どころ
藤井聡太竜王と服部慎一郎七段による七番勝負は、
2026年10月9日・10日の第1局(渋谷・セルリアンタワー能楽堂)から始まります。
先に4勝したほうが竜王のタイトルを手にします。
藤井竜王は確認できた範囲で、
タイトル獲得は通算31期に達しており歴代4位タイの実績です。
今回の七番勝負を制すれば竜王としては6連覇となる見通しで、
服部七段にとっては初のタイトル奪取が懸かる大一番になります。
- 第1局:10月9日・10日/セルリアンタワー能楽堂
- 第2局:10月22日・23日/三嶋大社
- 第3局:11月3日・4日/仁和寺
- 第4局:11月20日・21日/霧島神宮徴古館「養遠館」
- 第5局:12月2日・3日/増上寺
- 第6局:12月9日・10日/指宿白水館
- 第7局:12月16日・17日/常盤ホテル
見どころは、今年度2度目となるタイトル戦での藤井竜王対服部七段の再戦です。
棋聖戦では3連敗を喫した服部七段が、
七番勝負というより長い番勝負で
どこまで巻き返せるかが注目されます。
竜王戦は読売新聞社が主催するタイトル戦で、
過去の七番勝負ではABEMA将棋チャンネルで
対局の様子がライブ配信されてきました。
第39期七番勝負についても、
各局ごとに日本将棋連盟の公式サイトや
中継サイトで詳細が順次発表される見込みです。
放送・配信の具体的な時間や局数ごとの体制は、
現時点では確認できていません。
最新情報は公式発表をあわせてご確認ください。
まとめ
今回は、第39期竜王戦の挑戦者決定三番勝負で
服部慎一郎七段が柵木幹太五段を破り、
藤井聡太竜王への挑戦権を獲得したニュースをお伝えしました。
- 服部慎一郎七段が三番勝負を2勝1敗で制し、竜王挑戦権を獲得
- 第3局は8月24日、東京・渋谷の将棋会館で129手にて決着
- 服部七段は今年度2度目のタイトル挑戦で、棋聖戦では藤井竜王に3連敗していた
- 藤井竜王との対戦成績は確認できた範囲で4勝1敗と藤井竜王が優勢
- 柵木幹太五段は敗退により「飛付き昇段」(五段から七段)は実現せず
- 七番勝負は10月9日・10日の第1局(セルリアンタワー能楽堂)から開幕
七番勝負がどのような結果になるのか、
今後の対局からも目が離せません。
続報が入り次第、あらためてお伝えします。
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